SNSで、ミキハウスの高級ライン(ゴールドレーべル)が話題となっています。
100万円を超える商品もあるミキハウスの高級ラインですが、なぜここまで高いのでしょうか?
また、ミキハウスゴールドレーベルは誰が買うのでしょうか?
この記事では、そんなミキハウスの高級ラインについてご紹介します。
ミキハウスの高級ラインとは?
子供服ブランド・ミキハウスはもともと決して安いとは言えない価格設定ではありますが、
さらにランクが上の高級ラインが存在します。
その名前も、「ミキハウス ゴールドレーベル」。
さらに、このミキハウス ゴールドレーベルの中でも、下記のようないくつかのシリーズに分かれています。
- ビキューナ×ベビーカシミヤ
- シルク
- 海島綿 などみ
そして、ミキハウス ゴールドレーベルの中で最も高価なのが、上記の「ビキューナ×ベビーカシミヤ」シリーズです!
https://x.com/nakanohitopx/status/1856310837201518750
マントが110万円にセーターは96万円、マフラーですら61万円を超えています…!
想像より桁が1つ違う…
この「ビキューナ×ベビーカシミヤ」シリーズは2024年秋冬に初めて発売されたもので、価格が100万円を超える商品も初めてだそうです。
ミキハウスのビキューナはなぜ高い?
そんな「ビキューナ×ベビーカシミヤ」シリーズですが、なぜここまで高いのか気になりますよね。
ビクーニャという動物から穫れる毛ですが、年間でも500g程度しか獲れない極めて希少な素材なんだとか。
肌触りがとっても柔らかいんだって!
ミキハウス以外にも、ルイヴィトンの親会社LVMHの傘下であるロロピアーナが、200万弱でシャツを販売しています。
https://jp.loropiana.com/
一般庶民からしてみれば別世界のビキューナですが、それを子供服に使ったミキハウス。
すぐ大きくなっちゃうのにね…
一体どんな人が買うのでしょうか?
ミキハウスゴールドレーベルは誰が買う?
https://www.mikihouse.co.jp/pages/brand-mikihouse_gold_label-index
一般人には信じ難い価格設定のミキハウスゴールドレーベルですが、その対象はやはり富裕層。
具体的には、次のような人たちが買っているようです。
①海外の富裕層
ミキハウスの発表によると、ゴールドレーベルの売上のほとんどが海外店舗とのこと。
- 売り上げの7割が海外店舗
- 3割の国内店舗のうち、インバウンドや海外バイヤーの購買が7割を占める
国内店舗であっても購入者は海外の方々ということで、そもそも最初からターゲットは海外の富裕層ということのようです。
そんなミキハウスの高級ラインということで、中国の富裕層や石油王などが目をつけるのでしょう…!
ミキハウスの本部社員も、インタビューで次のように明かしていました。
彼らは来店するなり一番いいものを見せてほしいと言い、当時取り扱い始めた海島綿のベビー肌着がよく売れていた。
中には80万円くらいまとめ買いしたシンガポール人夫婦もいた。
https://www.wwdjapan.com/articles/1416591
実際に、高価格の日本製子供服はブルーオーシャンで、今後も売上拡大が見込めるようです。
日本のブランド力ってすごいんだね…!
②値段を気にしない日本人社長
また、海外富裕層だけではなく、日本人の富裕層にもミキハウスゴールドレーベルは人気のようです。
実際にミキハウス社長が、ミキハウス高級ラインは
値段を見ないようで買うような日本人富裕層にも受ける
と話していました。
また同時に、この高級ラインの売上を伸ばしていくことでミキハウス社員の給料アップを図っており、優秀な人材の確保にも繋げていきたいそうです。
ミキハウス高級ラインの店舗は?
そんなミキハウスの高級ラインですが、店舗はどれくらいあるのでしょうか?
公式サイトによると、店舗数は下記の通りのようです。
- 国内店舗:9店舗(東京、名古屋、大阪の百貨店)
- 海外店舗:27店舗(中国、香港、シンガポールなど)
日本国内の店舗では、0からディスプレイも考えられ、販売員も特別な教育を受けているとのこと。
実際に店舗を訪れる機会はないかもしれませんが…!
日本ブランドの誇りとして、応援していきたいですね。